どバズり備忘録

こんにちは、ウィ・ダーウィン・ゼ・リーです。

たいへん久々の更新となりました。

 

去る2024年11月5日、私は人生初の「どバズり」を経験しました。

それから一週間ほどが経ちSNS上で様々な変化が起きましたので、受けた衝撃が風化する前に記録しておこうと思った次第です。

 

念のため先に申し上げますと、「こうやればバズる!」的な内容ではなく、単純に「こういうことが起こったよ。こんな風に思ったよ」という記録ですのでお含みおきください。

 

では、御託はこれくらいにしてレッツレコーディングと参ります。

 

1.事の起こり

私は普段、FMラジオパーソナリティとして勤める傍ら趣味で絵や漫画(多くはファンアート)を描いています。

11月5日、仕事の休憩時間に『ころんだあとを見せてくる岩ピクミン』というタイトルでイラストをXにアップしました。

夕方くらいだったと記憶しています。

その後すぐ勤務に戻り、退勤するまでXのチェックはしていません。

 

異変に気付いたのは、イラスト投稿後4時間ほど経ってからでした。

「このイラストをネットプリントで配布してほしい」というコメントがWaveBoxに届いていたので、ありがたいと思いプリント番号を掲載するためホーム画面から該当イラストのツリーを繋げようとしたところ、

 

  

1.7万いいねを頂いていました。

そこそこ長らくSNS上で創作活動をしておりますが、万単位の反応を得たのは初めてです。

素直に快哉を叫び、スクリーンショットを撮って友人に連絡するなどはしゃいでおりました。この時点では。

ちょうどアメリカ大統領選の開票が始まっていたこともあり、多くの人がSNSに注目したおこぼれに預かったのではないでしょうか。

 

2.壊れた通知

それから更に1時間ほど経ったあたりで、私はXの通知を読み込めなくなっていました。

 

 

延々と「さらに表示」だけが連ねられ、それらをタップしても何ひとつ開けません。

このあたりで、嬉しさより心配が上回り始めました。

私のアカウントに一体何が起こっているのかわからないのです。

 

友人から「インプレゾンビが湧いてるから、コメント欄だけでも閉じた方がいい」とアドバイスを貰ったので取り急ぎ対応しましたが、この夜まで私はインプレゾンビなる存在と無縁の生活を送っていたのでたいそう動揺しました。

それこそパニック映画は好きなのですが、SNS上のゾンビとはどう戦えというのでしょうか。

今後サメ対インプレゾンビみたいな映画が出たら、参考までに絶対観ようと思います。

 

それはさておき、「通知が壊れたのは大統領選に絡めたイーロン・マスク氏の仕様変更なのか?」とか、「あの絵に問題があって、どこかで晒しものになっているのではないか?」とか、「岩ピクミン本人にバレたのかもしれない」といった考えが浮かんでは消え、消えてはまた浮かび、結局不安を抱えたままその夜は逃げるように布団へ潜り込み8時間寝ました。

 

3.見たことのない数字

翌朝、まだ通知は壊れていたのですが とにかく凄まじい数の人の目に留まったということだけはわかったので、お礼がてら前日のイラストの続きのようなものを急いで描いて載せました。

この時点で、件の反応は「2万リポスト20万いいね」くらいだったと記憶しています。

20万人という人数ですが、厚生労働省のHPによるとだいたい大阪府岸和田市の人口に匹敵するようです。

なんだかここまで桁が大きくなると、唖然としてしまい感情が追い付きません。完全に置いてけぼりです。

 

喩えとしてわかりやすいかは疑問ですが、私は現在ビジネスホテルのシングルルームくらいの部屋に住んでいます。さすがに狭すぎるので数年中に引っ越したいなと考えているところです。

引っ越し先の間取りが「今よりちょっと広い部屋」なら、あれをあそこに置いてこれはこっちに……など具体的な想像ができますが、激狭ワンルームから突然「10L10D10Kの部屋」に移ることとなったらどうでしょう。

どう使ったものか腐心して、途方に暮れると思います。

 

唐突に訪れた2万リポスト20万いいねという数字は、私にとって10L10D10Kの部屋くらい現実味のない反響だったのです。

 

4.遅れて湧く喜び

それからさらに数日が経ち、やっと私の通知画面もある程度落ち着きました。

2024年11月11日現在、『ころんだあとを見せてくる岩ピクミン』は「3万リポスト31万いいね」となっています。

本当にありがたいことです。

 

私自身も、頂いたリアクションに目を通してお礼を申し上げられるようになりました。

あくまで今回どバズりしたのは、私自身というより『岩ピクミン』というそもそもが超絶魅力的なキャラクターです。

これに驕ることなく、もっとキャラクターや原作の魅力を自分なりにお伝えできるよう作品作りに励みたいと考えています。

 

5.今後の目標

年頭に立てた今年の目標が、「フォロワーさんが1000人に到達したらSkebに挑戦してみよう」というものでした。

皆さんのオリジナルキャラクターやペットのイラストを描いてみたいのです(二次創作の有償依頼は受けないつもりです)。

 

まだまだ「私は絵が上手いです」とはとても名乗れませんが、今回の件で「これからも頑張って好きなものを描くぞー!」と素直に前を向くことができました。

Skebや一次創作も、準備が整い次第お知らせ致しますのでよろしければお目通しください。

 

今回は私の「ころんだあと」を見てくださり、本当にありがとうございました!