どバズり備忘録

こんにちは、ウィ・ダーウィン・ゼ・リーです。

たいへん久々の更新となりました。

 

去る2024年11月5日、私は人生初の「どバズり」を経験しました。

それから一週間ほどが経ちSNS上で様々な変化が起きましたので、受けた衝撃が風化する前に記録しておこうと思った次第です。

 

念のため先に申し上げますと、「こうやればバズる!」的な内容ではなく、単純に「こういうことが起こったよ。こんな風に思ったよ」という記録ですのでお含みおきください。

 

では、御託はこれくらいにしてレッツレコーディングと参ります。

 

1.事の起こり

私は普段、FMラジオパーソナリティとして勤める傍ら趣味で絵や漫画(多くはファンアート)を描いています。

11月5日、仕事の休憩時間に『ころんだあとを見せてくる岩ピクミン』というタイトルでイラストをXにアップしました。

夕方くらいだったと記憶しています。

その後すぐ勤務に戻り、退勤するまでXのチェックはしていません。

 

異変に気付いたのは、イラスト投稿後4時間ほど経ってからでした。

「このイラストをネットプリントで配布してほしい」というコメントがWaveBoxに届いていたので、ありがたいと思いプリント番号を掲載するためホーム画面から該当イラストのツリーを繋げようとしたところ、

 

  

1.7万いいねを頂いていました。

そこそこ長らくSNS上で創作活動をしておりますが、万単位の反応を得たのは初めてです。

素直に快哉を叫び、スクリーンショットを撮って友人に連絡するなどはしゃいでおりました。この時点では。

ちょうどアメリカ大統領選の開票が始まっていたこともあり、多くの人がSNSに注目したおこぼれに預かったのではないでしょうか。

 

2.壊れた通知

それから更に1時間ほど経ったあたりで、私はXの通知を読み込めなくなっていました。

 

 

延々と「さらに表示」だけが連ねられ、それらをタップしても何ひとつ開けません。

このあたりで、嬉しさより心配が上回り始めました。

私のアカウントに一体何が起こっているのかわからないのです。

 

友人から「インプレゾンビが湧いてるから、コメント欄だけでも閉じた方がいい」とアドバイスを貰ったので取り急ぎ対応しましたが、この夜まで私はインプレゾンビなる存在と無縁の生活を送っていたのでたいそう動揺しました。

それこそパニック映画は好きなのですが、SNS上のゾンビとはどう戦えというのでしょうか。

今後サメ対インプレゾンビみたいな映画が出たら、参考までに絶対観ようと思います。

 

それはさておき、「通知が壊れたのは大統領選に絡めたイーロン・マスク氏の仕様変更なのか?」とか、「あの絵に問題があって、どこかで晒しものになっているのではないか?」とか、「岩ピクミン本人にバレたのかもしれない」といった考えが浮かんでは消え、消えてはまた浮かび、結局不安を抱えたままその夜は逃げるように布団へ潜り込み8時間寝ました。

 

3.見たことのない数字

翌朝、まだ通知は壊れていたのですが とにかく凄まじい数の人の目に留まったということだけはわかったので、お礼がてら前日のイラストの続きのようなものを急いで描いて載せました。

この時点で、件の反応は「2万リポスト20万いいね」くらいだったと記憶しています。

20万人という人数ですが、厚生労働省のHPによるとだいたい大阪府岸和田市の人口に匹敵するようです。

なんだかここまで桁が大きくなると、唖然としてしまい感情が追い付きません。完全に置いてけぼりです。

 

喩えとしてわかりやすいかは疑問ですが、私は現在ビジネスホテルのシングルルームくらいの部屋に住んでいます。さすがに狭すぎるので数年中に引っ越したいなと考えているところです。

引っ越し先の間取りが「今よりちょっと広い部屋」なら、あれをあそこに置いてこれはこっちに……など具体的な想像ができますが、激狭ワンルームから突然「10L10D10Kの部屋」に移ることとなったらどうでしょう。

どう使ったものか腐心して、途方に暮れると思います。

 

唐突に訪れた2万リポスト20万いいねという数字は、私にとって10L10D10Kの部屋くらい現実味のない反響だったのです。

 

4.遅れて湧く喜び

それからさらに数日が経ち、やっと私の通知画面もある程度落ち着きました。

2024年11月11日現在、『ころんだあとを見せてくる岩ピクミン』は「3万リポスト31万いいね」となっています。

本当にありがたいことです。

 

私自身も、頂いたリアクションに目を通してお礼を申し上げられるようになりました。

あくまで今回どバズりしたのは、私自身というより『岩ピクミン』というそもそもが超絶魅力的なキャラクターです。

これに驕ることなく、もっとキャラクターや原作の魅力を自分なりにお伝えできるよう作品作りに励みたいと考えています。

 

5.今後の目標

年頭に立てた今年の目標が、「フォロワーさんが1000人に到達したらSkebに挑戦してみよう」というものでした。

皆さんのオリジナルキャラクターやペットのイラストを描いてみたいのです(二次創作の有償依頼は受けないつもりです)。

 

まだまだ「私は絵が上手いです」とはとても名乗れませんが、今回の件で「これからも頑張って好きなものを描くぞー!」と素直に前を向くことができました。

Skebや一次創作も、準備が整い次第お知らせ致しますのでよろしければお目通しください。

 

今回は私の「ころんだあと」を見てくださり、本当にありがとうございました!

ヤンニョムチーズ事変

昨夜のことである。

 

21時頃仕事を終えた私は、遅めの夕食を摂るべく車で近所のすき家へ赴いた。

店で食べて帰ってもよかったのだが、家の方が気楽だろうと持ち帰りでヤンニョムチーズ牛丼を注文した。

店員から渡された温かな丼の袋を何の気なしに助手席に置き、私は帰路についたのである。

 

自宅まであと200メートルもない交差点で、事件は起きた。

鼻歌交じりにカーブへ差し掛かったとき、ザッとビニール袋の大きく擦れる音がして、視界の端に何か飛び散るものが見えた。

 

直後、車内が猛烈なヤンニョムの香りに満たされる。

 

まさか。

慌てて車を路肩に停め、改めて助手席を見やった私は言葉を失った。

 

ヤンニョムチーズ牛丼が、爆散していたのである。

車載ランプの薄暗さにぼんやり浮かぶ惨状の輪郭。

目を逸らしてしまいたい。なかったことにしてしまいたい。

 

が、そんなわけにもいかない。

私は覚悟を決め、助手席をスマートフォンのライトで照らした。

 

「力士が――……」

 

力士が土俵で撒く塩のように弧の軌道を描いて、一人前のカロリーが車の壁に貼りついていた。

喩えている場合ではないと後半の台詞を飲み込み、私は一番近いコンビニまで走った。

 

ウェットシートを一袋レジに置いたとき、財布を握る左手の甲に米粒とソースが跳ねていることに気付きお手洗いを貸してもらう。

 

石鹸がいっこうに泡立たない。

ポンプを見ると、「アルコール消毒液」とあった。

落ち着こう。どうやら自覚以上に私は動揺していた。

 

車に戻り、スマホで照らしながら牛丼だったものを拾い上げてはビニール袋に詰めてゆく。

まだ温かいご飯を掬い上げるたび、申し訳なさが募ってゆくのを感じた。

生産者の皆さん、店員さん、せっかく作ってくれたのに本当にすみません。

 

ウェットシートでひたすら車内を拭い上げ、袋の口を縛ったのは事の起こりから30分も後のことだった。

 

もはや夕飯を摂ることは諦め、言葉通り無言の帰宅を果たす。

牛丼だったものを封じた袋は次のゴミの日に別れを告げることに決め、早々に風呂場へ向かった。

 

私の身体は美味しいヤンニョムの香りに満ちており、何も知らない腹の虫だけがぐうぐう鳴いている。

手のひらにボディソープを揉み込み、足湯ならぬ手湯を念入りに行った。

 

ぬるい湯に15分は浸かったと思う。たぶんほとんど放心していた。

 

すき家に向かう道中では、家に帰ったらゲーム実況動画の編集をしようだとか描きかけの漫画の塗り作業をしようだとか色々やりたいことがあった。

 

あったはずである。

 

が、なんだかもう破れかぶれな気持ちになってしまい風呂から出たあとは早々に寝てしまった。

 

ヤンニョムチーズ牛丼は620円。

620円で遠心力の勢いや己の不注意を改めて意識することとなった。

高いとか安いとかそういう思いは浮かばない。適正だ。

適正価格の気づきを買ったと思うことにする。

 

次にすき家へ行くときは、今度こそ味覚メインでヤンニョムを楽しみたいものである。

 

朝顔を洗ったとき、指と爪の間からほんのり美味しい香りがした。

 

#すき家 #遠心力

ペットロスとダンス

こんにちは。

去る3月5日、8年連れ添ったペットのチンチラが旅立ちました。

 

正直まだ茫然自失から抜けきれてはいないのですが、いつまでも立ち止まっているとチンチラにも心配かけそうなので 自分自身に発破をかけるべく今回のことを書き留めておこうと思います。前に進むぞ!

 

※敢えてライトな表現を心掛けておりますことをご了承ください。

 

 

在りし日のチンチラ

 

まず前提として、自称するのもなんですが飼い主である私は普段とても陽気です。

「ほがらかサイコ」という二つ名を付けていただいたこともあるほどです。

 

しかしながら私が陽気になれたのは、間違いなくペットのおかげでした。

話が逸れますので詳細は省きますけれども、8年前の私は身内の死や刑事事件への巻き込まれなどが立て続けに起きて 超絶病んでおりました。

一番ヤバかったときは時折死の輪郭が見えていたくらいです。

 

とにかく癒しが欲しくて、藁にも縋る思いでふらっと立ち寄ったペットショップに彼はいました。

軽く予算オーバーでしたがそんなことはどうでもよくなるほど惹かれ、先数か月のモヤシ飯と引き換えに癒しの生活を手に入れたのです。

 

どれだけ外で疲れても、苦い思いをしてきても、家には常に彼がいました。

いうてそんなにスキンシップの激しい関係ではありませんでしたが、手ずからご飯を食べてくれたり 満更でもなさそうに撫でられてくれたりする存在に少しずつ心が明るくなるのを感じていました。

一人暮らしだったのもあり、気持ちの落ちた日にも「私が折れたらチンチラの暮らしがヤバなる!それはいかん」と奮い立たせてもらったものです。

 

アンガーマネジメントの悲しみバージョンというのか、とにかく後ろ向きな感情をどう受け止めて昇華するか、私は彼に教えてもらったと大袈裟じゃなく本気で思っています。

 

私が家で落ち込んでいるとチンチラも遠慮がちに様子を窺って大人しくしているので、いつしか私は元気がないときほど部屋で踊るようになりました。

いや別に全然上手くないんですけども、私がヘンテコダンスをしているとチンチラも派手に回し車で伴走してくれたので、とにかく楽しい動きを心掛けました。

時折こぼしてしまっていた愚痴もスタンダップコメディ調に変えて話すようになり、どれだけ嫌なことがあってもその出来事から「おもしろいところ」を見出そうと意識し始めたことでだんだん愚痴そのものを言わなくなりました。

 

私の普段の振る舞いがそうやって徐々に前向きになると、関わる人々もポジティブで活動的な方が増えました。

ありがたいことに、私自身を「明るい人」「楽しい人」と見做してくれる方も増えました。

あのとき彼と暮らすことを選ばなければ、こんな今はなかったでしょう。

 

そんな中、昨年末からチンチラは体調を崩しがちになりました。

よだれが出たり、食欲を失ったり、鼻水が続いたり……そのたびに病院へ連れて行きましたがはっきりとした原因はわかりませんでした(病院の方はたいへんよくして下さいました)。

 

私がズボラなせいも大いにあり、至らない点も多々あったことと思います。

 

少しの回復と不調を繰り返し、最後に病院へ連れて行ったのは2月末。

その数日後、彼は全く食事を摂らなくなりました。

 

私が帰宅する時間、彼はケージの一番玄関に近いところでいつも立っているのですが、その日はその場所でうつ伏せに倒れ込んでいました。

慌てて抱き上げると、珍しく抵抗しませんでした(今までは割とじたばたしていました)。

 

一旦ケージから出してみたところ、少しばかり歩いてみせたのですが後ろ脚が思うように動かせなくなっていたようで、すぐに抱え上げてその後は3時間ほどずっとあやしていました。

 

近隣で夜間診察を受け付けてくださる病院にエスニックアニマルを扱ってらっしゃるところが見つからず、どうにか朝まで保ってくれればと願いながら撫でたり宥めすかしたりしていました。

けれど、私がここで涙しては彼自身が不安になると思い頑なに明るく努めました(迷惑だったかもしれません、ごめん~~~)。

 

チンチラも私の声掛けに小さな鳴き声で応え続けてくれ、今までにないくらい甘えてくれました。もうだいぶ泣きそうでしたが超絶下唇を噛んで耐えました。

彼の動きはだんだんと鈍くなり、私も口数を減らして静かな時間が訪れました。

最期に何度かしゃっくりをしたあと、彼は「きゅう」と鳴いて逝きました。

 

彼の身体から力が抜けた瞬間、私は涙するより先に心臓のあたりが無茶苦茶な鈍痛に襲われて声も出なくなりました。

立て続けになぜか勢いよく鼻血が出ました。マジでなんでだよ。血圧上がってたのかもしれません。

 

朝までとても永く感じました。

でも明けてみたら、ティッシュ一箱分の水が顔中の穴から放出されて目が「3」になっていました。

ドラえもん』ののび太くんは毎晩大号泣している可能性が浮かびましたがそれはまた別の機会に検討するとして、よっぽど有休を取るべきか悩みつつ結局普段通り出社しました。

会社の皆さんには訳を話し、花粉症の最終形態のような佇まいで一日仕事しました。

私はラジオ局で毎日生放送を担当しているのですが、あまりに鼻声だったので番組冒頭で簡単に理由を話して進行はいつも通りやりました。なんでこの日に限って大喜利のコーナーがあったんだ。いいけど。

いろんな人が励ましてくれました。私は顔中大洪水のまま休憩室で踊っていました(異様な光景なのに周りは見慣れているので「あーね」みたいな感じでした。それが一番怖い)。

 

その夜、チンチラの生前よく遊んでくれた友だちに訃報を伝えると「うちで夕飯食べないか」と気遣ってくれ、お言葉に甘えることにしました。一人で家にいると永久にティッシュをガビガビにし続けそうだったからです。

 

友だちの家では過去も今も多くのペットを飼っていて、ご一家で私の話を聴いてくれ、そして皆さんのペットロス体験も聴かせていただきました。

そうしているうち次第に、大荒れの情緒が穏やかになっていくのを感じました。

 

この夜改めてチンチラの遺体にしっかりお礼を伝え、初めて死を事実として受け入れられた気がします。

ティッシュ側がストライキを起こしそうなほどの涙や鼻水は鳴りを潜めました。

 

相変わらず夜は静かで長く感じます。

この記事を書いている今もじわじわと視界は滲み続けています。

後悔することは多々あり、この先も尽きることはないでしょう。

けれども私がいつまでも引き摺っては、彼を心配させ続けてしまいます。

この記事をもって、一つの区切りと決めました。

 

この悲しみも含めて、私一人ではとても得られなかった想いをたくさん教えていただきました。

本当にありがとう。少しずつ今日からまた明るく楽しい人を目指して頑張ります。

そしていつか、チンチラ異世界転生ギャグマンガとか描けたらいいなと思います。

 

顔中のバルブが壊れたまま描いた絵です

 

お読みいただきありがとうございました!

少年よ、ゲップの練習をするな

こんにちは、お久しぶりです。

いつもながら変なタイトルですみません。

 

もし子ども時代の自分に会いに行けるなら、あなたは何と声をかけますか?

色々言っておきたいことはありますが、私だったら真っ先に「ゲップの練習すな!」と伝えたいです。

 

小学校低学年当時、今よりもっと地声が高かった私は ある日ゲップの可能性に気付きました。

「めっちゃ低くておもろい声出る…」

 

もちろんゲップは声ではなく現象に近いものなので、自在に操ることなどできません。

タイミングも高さも長さでさえも予測不能な不思議現象、それがゲップです。

 

しかし鼻たれキッズだった私は、畏れ多くもこの不思議現象を我が物にしたいと考えてしまいました。愚かしいことです。

「この地鳴りみたいな声を身に着けたら、ハードボイルド俳優みたいになれるかもしれない!」

なれるわけないだろ。

 

悔やむべくは、この時点で誰か大人に相談しておけばよかったということ。

絶対止めてくれたはずです。でも、しなかった。

私はゲップを闇の魔術的なものと思っていたので、来る日も子ども部屋で闇練習に励む日々を送りました。

 

で、ある程度ゲップを自由に出せるようになりました。

だからといってメリットは何もありませんが、本当に練習したの?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょうし私が発見したゲップの出し方をここに記します。

 

①あくびの要領で半端に口を開ける

②半端口(はんぱこう)の空気を上あごと喉の力で、「首の付け根(イメージです)」くらいまで押し込む

③身体がびっくりしてゲップを出す

④テッテレー 大成功

 

百歩譲ってこれだけなら小学生のかわいい自由研究で済みますが、これに味を占めた私はあろうことか「連射」に挑んでしまったのです。

果たして自分は何連発いけるのか、己の限界を知りたいと心から願い、そして挑戦の日々が始まりました。

多少手遅れでも、ここで大人に相談しておけばよかった。

必ずや止めてくれたことでしょう。でも、やっぱりしなかった。

闇の魔術師への道を粛々と歩んでしまったのです。

 

半年間の鍛錬を経て、私はついに「ゲップ30連射」のアビリティをゲットしました。

その達成感たるや、流行りのシール帳をぷっくりシール・タイルシール・キラキラシールで埋めたときくらい凄かったです。

 

しかし先述した通り、連射ゲップはほとんど闇の魔術です。

闇の魔術がなぜ禁忌とされているかご存じでしょうか。

 

そうです、代償が甚大なのです。

 

私の身体は、ゲップの依り代と化してしまいました。

生理的なゲップが一度出ようものなら、もう止まりません。

しゃっくりみたいなものです。

 

ヒック↑ゲー↓ ヒック↑ゲー↓

 

だいたい2,3分はシャトルランのように鳴り続けます。

たまにビブラートもかかります。響かせたくないのに。

 

もうやめてくれ、こんなこと望んじゃいない!

大人に近付くにつれ、悔恨の念は強くなります。

それでも確実に呪いは刻まれているのです。

 

もし画面の前のあなたといつか私がどこかで出会うとして、会話の途中あるいは食事中に私が「あ、ちょっとすみません」と数分席を立つことがあるかもしれません。

そのとききっと私は、この身の宿命と闘っていることでしょう。

 

今朝ほど、出勤前に立ち寄ったコンビニで少年が母親に「オレ、すげえゲップ出せる!」と告げている現場に出くわしました。

「ばかたれ」と一蹴されていました。

いいお母さんだなと心から思いました。

 

今は炭酸水を飲みながらこの記事を書いています。

 

少年よ、ゲップの練習はやめとけ。

━━─会社でポッキーをシェアハピする月━━─

こんにちは、ウィ・ダーウィン・ゼ・リー(ウィリー)です。

 

 突然ですが、

業務用

ポッキーめっちゃ買いました。

 

11月11日といえばポッキー&プリッツの日であります。

私には『食べ物を配ることに生き甲斐を感じる』という特殊な癖(ヘキ)があり、

常日頃から職場にカロリーをお見舞いしています。くらえ!

 

今年の11日は土曜なので当日お見舞いを諦め、早めにネットで注文することに。

 

業務用ってやつを買ってみたかった

 

ふ~む28袋入りで2,500円……

配りまわるとして、そのうち自分で食べられるのはせいぜい5袋……

 

 

いいじゃん

 

いいです。

食べるより配ることが目的なので。

プリッツと迷いましたが、職場の皆さんがキーボード打ちながらつまむことを想定すると「持つところ」がはっきりしているポッキーの方がいいかなと。

 

そして先週末、まんまと28袋のポッキーを手に入れました。

ヒーッヒッヒッヒ。

職場の皆さんは私の恐ろしい計画など夢にも思わず楽しく三連休を過ごしたことでしょう。

私は『業務用サイズ』に浸るため、ポッキーを助手席に乗せて(箱が大きいのでシートベルトができる)ドライブしたりしました。

 

そして今日、さっそく配りました。

 

袋にもちゃんとShare happiness!の文字が

 

ちゃんと踊りながら渡して回ります。作法ですから。

もちろん、こういう機会にシェアハピをお見舞いしても不思議に思われないよう日頃から職場のお菓子ボックスを賑わすことも怠りませんでした。

 

 

━━─職場の声━━─

 

「箱がでかい」

「久々に食べる」

「やったぁ」

「これどこに売ってるの?」

「昔メンズポッキーってあったよね」

「スナックで出るやつだ」

「うまい!うまい!」

松田聖子が雪に刺して食べてるCMを思い出す」

「絶対にそんなダンスじゃなかった」

 

 

完全に油断してポッキーを頬張る職場の人たちを眺めながら、

おろかな……お見舞いされたとも知らず………

とほくそ笑んでいます。ポキポキ……

 

来年はお土産屋さんで売ってるデッカいやつを配ろうかな。

 

小忙しい日々駆け抜けろ

こんにちは、毎日どこかが筋肉痛のウィ・ダーウィン・ゼ・リーです。

 

大忙しだ!ってほど激烈ではまったくないんですが、ちっちゃいタスクを程ほどに何とかして気付いたら一週間が終わっている……的な日々を過ごしております。

やることないよりは全然ましです、しかしながらちょっとした疲れが蓄積したのか先週あたり超~~~調子悪かったです。

体調っていうか、ふつうに調子が悪かったです。

凡ミスを連発したり、タイミングを逃したり。

な~んかダメな週でした。まあたまにね、誰しもあると思います。

 

そんでもって多分それなりに疲れが溜まっているのか、なんかいつもより独り言が漏れます。

その独り言の種類というかジャンルが普段と違うんです。

「あ~どっこいしょぉ」とか「ねむ~い」とかじゃなくてですね、

「打算的な聖徳太子ってな~んだ。『損得太子』~!」みたいな。

だから何、と言われたら答えに窮するようなしょうもないことばっかり言ってます。

 

これには一応理由があります。

疲れているときってついつい愚痴っぽくなりがちだったので、何年か前から発言を矯正し始めたんです。

「疲れた~最悪~」を口に出すと、耳でも「疲れた~最悪~」をしっかり認知してしまって倍疲れる感じが嫌になったといいますか。

でも気分的に、超明るいことは言えないし思いつかない。

そこで、困憊のときはしょうもないことだけを考えるようにしてみました。

「パンはパンでも食べられないパンはご~はん」

「自覚ある郷ひろみ『あ~ち~ち~あ~ち~ 燃えてるんで~どうか~』」

「着水時の鴨(ポーズものまね)」

こういうのばっかり淡々と。

んで、理性が弱ってるので愚痴の代わりにこれがぽろっと口から出てしまうわけです。

 

なのでまあ、自分のせいなんですよ。

ただ、今回はもう二週間くらいこの状態が続いているので若干生活に支障が出てます。

絵の練習とか漫画描いたりとかやりたいこと溜まりまくってるのにずっとこんな調子なんで集中できたもんじゃなく、かといって誰かに相談もできません。

「悩みがあってさぁ、最近……単語の発音だけぬるっとしてる人『Cafe(カーフェイ)でCoffee(カーフィイ)飲もう』……あ、ごめん今のは何でもない……」

こんなん、相手を困惑させて終わりです。

 

文字に起こしたら改めて恐ろしくなってきました。

何科に行けば診てもらえるんでしょうかねこういうのは。

二人用のシャツ「倍シャツ」

 

涙汁(るいじゅう)が止まりません。

それでは。

数年ぶりのスターデューバレー~馬小屋に馬が付いてくる~

こんにちは、ウィ・ダーウィン・ゼ・リーです。

コロナの後遺症らしきものを若干感じつつ、なんとか日常に戻っております。

 

さて私は息をするようにゲームを遊ぶ性質があるのですが、

最近 友人であるNさんの影響で久々にスターデューバレー(Switch)を遊んでいます。

 

海外版牧場物語とも呼ばれているこちらの作品は、

都会での激務で身体を壊した主人公が

スターデューバレーという片田舎に祖父が遺した農場を継ぐべく越してくるところから始まります。

※何年か前に一度遊んでいたのですが、釣りが下手すぎて投げておりました。

 

このゲーム、なんといいますか…

個人的にはスルメ系のゲームと思っています。

 

初めは町の人々から割と冷たく対応されて「なんでここまでリアルな田舎の空気感再現したんだろう」と苦い思いをすることが多く心が折れそうになります。

序盤はお金もないのでゴミ捨て場のゴミを漁って売ったり、何かとしょっぱいです。

 

がですね、騙されたと思って1,2時間ほど遊んでいると いつの間にか独自の空気感にハマっています。

リアルな田舎の空気、人々の暮らしがじわじわと心地よくなってくるのです。

なぜこんなに田舎に対する解像度が高いんでしょうか。

 

それでもって、突然こんなことを言うのもなんですが

主人公の足がむちゃくちゃ遅いです。

いやね、私もたいがい足が遅いので文句があるわけじゃあないのですけれども

それにしたって もったり走るんです。

普段遊んでるゲームのキャラクターが超足速いだけかもしれません。

 

そこでNさんに相談したところ、

「自宅の増築や動物小屋を後回しにして とにかく最優先で馬小屋を建てるべし」 

とのアドバイスをいただいたのでせっせと働き 馬小屋を発注しました。

 

そして数日後 無事牧場内に馬小屋が建っていた(建築完了のお知らせとかはしてもらえません、なんでだよ)のですが、

 

もう馬が馬小屋にいました。

           

当然のように佇んでいたので、二度見してしまいました。 

てっきり牧場物語シリーズのように、小屋を建ててから動物屋さんに馬を買いにいくもんだとばかり思っておりました。

 

そしてこの馬ですが、特にスキンシップや餌を必要としません。

なんてドライな関係なんだ。本当にザ・移動手段です。

 

乗り物としてはとても優秀で、体感 主人公の3倍くらい速いのですが

いかんせん 給餌の必要がないあたり申し訳なさが募ります。

逆に車検とか出した方がいいのでしょうか。

 

ところで、先ほども少し申し上げましたが 序盤は住民がかなり塩対応です。

早く打ち解けるために好物を調べて渡したところ

「わあ!こんなにいいものを貰っていいの?!君って最高だよ!!」くらい喜ばれたので、

調子に乗って続けて話しかけたら「ごめん、知らない人とあんま話したくないから…」と気まずい空気になりました。

グイグイ行き過ぎたようです。

情緒のシーソーゲームをしばらく楽しもうと思います。馬上から。